けやき便り

成長期の靴選びの重要性👟について

今年の夏は猛暑日が多かったですね。体にも多くの負担がかかったと思われます。美味しい秋の食材で体が喜ぶものを食べ、夏にダメージを受けた体をゆっくり休められると良いですね。

さて、今回は靴選びの重要性についてお伝えしたいと思います。普段履いている靴が足の変形や痛みの原因となっている場合があります。

例えば、小さい靴を履いていると、陥入爪になったり、圧迫され爪がきれいに伸びなくなったりします。悪化すると爪が剥がれる事もあります。足が成長し靴が小さくなればきつく感じ、子供が訴えるだろうと思っている親御さんも多くいると思います。しかし、子供たちは順応性が高いせいか、平気で小さい靴を履いている事が多いそうです。また、すぐ大きくなるからと大きめの靴を履いていると、脱げない様に無意識のうちに足趾を屈曲させて踏ん張っているため、足指の変形を起こします。足への緊張感が増し疲労感が増すことも考えられます。

底やインソールがすり減った靴は、圧力が分散せずけがを引き起こすこともあります。流行のキャラクター付きのかわいい見ためや、子供の好みなどで選択していることが多い子供のシューズは、材質・強度とも通常劣っているとされています。最低1㎝は爪先に余裕をもたせ成長期は定期的にサイズ、靴の状態をチェックしましょう。

野球やサッカー、陸上などさまざまな競技で使われるスパイクシューズは、足への負担が大きく、成長期の子供にとっては逆に足を痛める原因となることもあります。シューズ選びと日頃の履き方には注意が必要です。それでも競技はスパイクを履かないわけにはいかないため、足を守る方法を考えなければなりません。スパイクを履く時間を短時間にとどめ、トレーニングシューズなどに履き分ける等、工夫が求められます。ぴったりのサイズを求められる競技のスパイクも小中学生は余裕が必要です。能力の向上も大事ですが、足が健康に育つ事も少し考えてみましょう。

 

 

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